2018年4月4日水曜日

保護猫の里親会 告知&レポート

初回の保護猫里親会  in 麻布十番
無事に開催終了致しました。

今後の開催日時は
4/17(火)14時〜17時
5/22(火)14時〜17時
です。

サビ・キジ・白黒・ハチワレ・サバ・白茶・三毛などの
雑種の猫達が参加予定です。(変更になる可能性もあり)
FIP検査・猫エイズ検査クリアの
人慣れしたとても可愛い猫達です。
今後も月1回ペースで開催予定。
どうぞ宜しくお願いします。

主催:人と猫の共生を図る対策会議
協力:hair salon「Ten」
   SCENT LINE(Dog Training)




初回の里親会の模様を写真でレポートします。
計10匹の猫ちゃんが参加しました。


1つのケージに2匹の猫ちゃん(主に兄弟姉妹)


小柄で超キュートなキジ猫ちゃん。


愛嬌抜群サビ柄な猫ちゃん。


姉妹のハチワレ姉妹猫ちゃん。


とても懐っこいです


会場入り口


うちの愛犬も招き犬(?)として参加


入り口に看板出てます


誰でもwelcomeです


くつろぐ猫ちゃん


会場の様子


hairsalon「Ten」の1階スペースです


月3回、新宿区荒木町にあります
珈琲専門店「猫廼舎(ねこのや)」さんでも
人と猫の共生会議」の猫達の里親会が
定期的に開催されておりますので
新宿方面にお住まいの方は
そちらの里親会にも足を運んでみて下さい。



2018年3月3日土曜日

保護猫の里親会 in 麻布十番

約1年半も更新をしていませんでしたが💦
久しぶりに更新するのは、「イヌ」ではなく
「ネコ」のイベントです!

動物愛護推進員の活動を通じて知り合った
人と猫の共生を図る対策会議」さんの活動に
協力する形で携わってます。

※今後は、イヌつながりの会の活動だけでなく
ボランティア活動関連全般をUPする予定です。



↑クリックで拡大

保護猫の里親会 in 麻布十番
開催日時:2018/3/27(火)14:00〜17:00
場所:東京都港区元麻布3-10-8 山水荘
   Hair Salon「Ten(テン)」
主催:「人と猫の共生を図る対策会議
協力:SCENT LINE

里親会に参加するのは地域猫活動(TNR)を通じて
保護された猫達なのでみんな雑種です。
保護された後のケアを通じて人馴れしています。
猫エイズやFIPの病気の検査で、
クリア(問題無し)のコが参加します。

譲渡条件が厳しいと感じられる方も
いらっしゃるかもしれませんが、
これまでの保護活動を通じての経験と、
猫の幸せを考えてベストな条件を
提案されているようなので、
その点、ご了承ください。

また、猫は飼えないけど猫を見に来るだけで、
里親募集中の保護猫達がいることを、
周囲に伝えて頂く形でもOKです。
初の試みなので不安も沢山ありますけれども
少しでも人と猫の幸せに繋がれば嬉しいです。
猫を家族に迎えたい方はもちろん、
猫が好きだけど飼えない方もウェルカムです。
是非、保護猫の里親会にお越しくださいませ。


ここから以下の部分は、興味のある方のみ
読んでもらえれば良い話ですが、
久しぶりの更新がなぜ「犬」ではなく
「猫」のイベントなのか説明しますと・・・

イヌつながりの会を立ち上げました
私(K)の本業はドッグトレーナーなのですが、
東京都動物愛護推進員とボランティア登録も
しており、動物愛護推進員対象の研修会等には
可能な限り参加するようにしておりまして、
研修会や講習を通じて様々な情報を得ています。

昨年参加しました研修によりますと、
東京都では現在犬の殺処分は0。
犬に比べ猫の殺処分数は圧倒的多数だったのが
猫も今や0になろうとしている状態だそうです。

ある保護団体の代表の方が会場での発表の最後に
猫の殺処分数が0にまで近づいてきたのは、
地域猫活動(TNR)をしているボランティアの
方々の力による所が大きいということ。
そのおかげで自分達の保護活動も、
助かっており非常に感謝している。と、
壇上からお礼を述べておられました。

地域猫活動(TNR)は賛否両論ありましたが、
東京都では、その活動の結果が数字で出ており、
今までは殺処分の対象だった、乳飲み子の
子猫達についても、猫の収容数が減たことで
ミルクボランティアで助けられる数も増え、
東京都も保護団体関係者も認め推奨する
活動であることを改めて知りました。

猫については、知識も少なく飼育経験もない為
犬のボランティアにのみ携わってきましたが、
現状を知ったことで、猫の方にもちょっとくらい
お手伝いをしてみようかと思い至り、
同じく研修会の会場で、保護猫活動についての
発表をし、同時にボランティアも募集していた
人と猫の共生会議」の関係者の方に
研修終わりに声をかけました所、
無理のない範囲で携われそうだと感じたので、
ボランティアに行ってみることにしました。

というわけで、猫についてほぼ無知な状態から
ボランティアに携わり始めたのが昨年。
犬と猫の違いを知ることで「犬」という存在が
明白に見えてくるという面白い発見もあります。

また、今回保護猫の里親会の会場として
場所提供の協力をしてくださった
元麻布にありますHair Salon「Ten(テン)」さんは
個人的にいつもお世話になっている所です。
色々お話する中で、理解を示して頂き
私が責任を持つならという条件の元で
サロンがお休みの日を利用して、
猫の里親会の開催をOKして頂けました。

実は最初は、犬の里親会の会場に
使わせてもらえたら良いなと思ってました。
ちょこちょこと知っている
犬の保護団体関係者の方に
声をかけてみたりもしていたのですが、
犬の場合は準備等が大変ということもあったり、
活動方針等もあるので、良い反応が得られず、
面識のない所に声をかけるのも不安なので、
犬の里親会の開催は断念したのですが、
保護猫シェルターでのボランティアをする中で
元気に遊びまわる、小さな子猫達が
どんどん大人へと成長していく様子を見て、
ふと、猫の里親会ならどうだろう?!と思い
提案をしてみました所、
人と猫の共生会議の代表の方より
「是非!」というお返事でしたので
私が間に入る形で、猫の里親会開催の
運びとなりました。

また、月3回、新宿区荒木町にあります
珈琲専門店「猫廼舎(ねこのや)」さんでも
人と猫の共生会議」の猫達の里親会が
定期的に開催されておりますので
新宿方面にお住まいの方は
そちらの里親会にも足を運んでみて下さい。

猫のボランティア活動を通じて
どんなことが学べるのか、
まだよくわかりませんが
活動を通じて楽しみや発見を
見つけられたら良いなと思います。

2016年9月23日金曜日

10・12月のお知らせ

<お知らせ>

・2016/10/28(金)9時半〜11時半 犬のグループトレーニング教室
・2016/12/5(月)9時半〜11時半 犬のグループトレーニング教室
 ←※11/22追記:開催中止とさせて頂きます。


内容は当日の参加者に合わせるので決めていません。
持ち物:犬用おやつ、リード、お水入れ、おもちゃ、室内での粗相の心配がある場合は掃除グッズ。
場所:横浜市動物愛護センター(地図) 

いづれも事前予約必須です。
申込方法:こちらに・お名前・ご住所・連絡先をご記入の上メールにてご連絡下さい。



↑和犬MIX女のコ、家族を募集中です。ペロドッグズホームの保護犬No.379です。
2014年11月20日生まれ(現在1歳)、体重約12kgです。
一時預かり日記はコチラ

2016年6月20日月曜日

7・8月のお知らせ

<お知らせ>

・2016/7/2(土)9時半〜11時半 犬のグループトレーニング教室
・2016/8/8(月)9時半〜11時半 犬のグループトレーニング教室

場所:横浜市動物愛護センター(地図) 

いづれも事前予約必須です。
申込方法:こちらに・お名前・ご住所・連絡先をご記入の上メールにてご連絡下さい。





↑ 白い方のコ、新しい家族を募集中です。ペロドッグズホームの保護犬No.379です。
女のコ(避妊済み)、2014年11月20日生まれ(現在1歳)、体重約12kgです。
最初人見知りがありますが、慣れた人には甘えん坊な可愛いコです。
一時預かり日記はコチラ

2016年5月1日日曜日

遺伝学セミナー2016のQ&A その2


やさしい「犬の遺伝学」セミナー2016にご参加頂いた方の中で、
時間切れで質問できなかった方には、アンケート用紙に質問があればご記入下さいとお伝えしました。

ご記入頂いた方の質問について、尾形聡子さん・アルシャー京子さんのお二人より
ご回答頂けたことについて、随時掲載してきたいと思います。


Q2:最初の質問者への回答に関連した質問です。
(※最初の質問とは、セミナーの質疑応答タイムの最初に出た犬の遺伝子プールについての質問のこと)
米国の柴犬は日本より確実に個体数は少ないのに問題犬は少ない実感があります。
遺伝子プールの少なさは問題気質を作り出す要因としてそれほど大きくないのでは?ご意見お聞かせください



A2:まず、日本から米国にわたった柴犬たちが持っていた気質が問題気質を持っていなかっただろうことが考えられます。
その犬たちを始祖として米国で柴犬が広まっていったのであれば、
今現在は遺伝子プールが小さいことで“問題を起こしにくい気質”を持つ犬の割合が
高くなっている状態なのではないかと思います。

逆を言えば、問題気質を持つ犬を始祖として個体数が増えていけば、遺伝子プールが小さいうちは、
ほとんどの犬が問題気質を持っている可能性が高い、ということが言えるかと思います。
ですので、遺伝子プールの大きさが問題気質を作り出す直接的な要因ではなく、
遺伝子プールが小さくて問題気質を持つ割合が高くなっている集団が問題になってくると思います。
狭い選択肢の中からどうにかしていい気質を選んでいかなくてはならないからです。
選択肢が狭まると、さらに、それに付随して別の遺伝的影響も出てきてしまう(劣性遺伝する形質)可能性も
高まってしまいます。


2016年4月22日金曜日

遺伝学セミナー2016のQ&A その1


やさしい「犬の遺伝学」セミナー2016にご参加頂いた方の中で、
時間切れで質問できなかった方には、アンケート用紙に質問があればご記入下さいとお伝えしました。

ご記入頂いた方の質問について、尾形聡子さん・アルシャー京子さんのお二人より
ご回答頂けたことについて、随時掲載してきたいと思います。


Q1:ガンドッグの音響シャイでテストに不合格になった犬はドイツではどうなりますか?日本では多くが捨てられます。

A1:ドイツに限らず国際的に行われている猟犬試験で銃声耐性で失格となった犬は繁殖許可が出ず、
また実猟にも使えないので、普通の家庭犬として飼われます。

猟犬のジュニア試験は生後1年前後で受けますから
少なからず試験を受ける前にすでに犬の性質を見る期間が充分あり、
試験を受ける以前にある程度の篩(ふる)い分けが出来るので、
ひどいガンシャイなのに試験に出されるということもありません。
また試験を受ける受けないに関わらずガンシャイの傾向が見られた犬は
いずれも家庭犬として飼われることになり、猟犬としての繁殖には使われません。

というのが答えなのですけど。

ご質問の最後に「日本では多くが捨てられます」という一言がありましたが、
これは「捨てられる=遺棄される、殺される」あるいは「手放されてだれか別の人に譲られる」の
どちらかを意味すると思うのですが、その差は大きいです。

まずは試験のために自身でトレーニングした犬を遺棄することはありません(し、もちろん遺棄は法律にも反します)が、
経済的・環境の面などから複数頭の飼育が難しい場合、実猟に使えない犬を家庭犬として別の人に譲ることはあります。



====

※ガンドッグとは・・・鳥猟犬全般のことを指します。 セッターやポインター、スパニエル、レトリバー種など。

2016年4月12日火曜日

やさしい 「犬の遺伝学」セミナー2016無事終了


4/9(土)に「犬の遺伝学」セミナー2016を開催し、無事終了致しましたことご報告致します。
今年も沢山の方々(と犬達)にご来場頂き、誠にありがとうございました。
講師の尾形聡子さん&アルシャー京子さんをはじめ、
今回のセミナーに携わって下さった全ての皆様(と犬達)に、改めてお礼を申し上げます。


今年はやさしい「犬の遺伝学」というテーマながら、
初めて聞くような言葉も出てきたので、難しいと感じる方も多かったようです。
分かりやすく説明することが難しい「遺伝」というテーマですから、それを短い時間内でまとめ
お話い頂いていることが、そもそもハードルが非常に高いことだったりするのですが・・・。
講師のお二人共、とてもご多忙な中、ギリギリまで資料を作ったり調整して下さいました。
なるべく噛み砕いてお話頂いているものの、理解が追いつかない所もあったかもしれませんが、
知らないことを知ることが、セミナーの目的でもあり、それに刺激を受けたり
そこから新たな疑問が出てきたり理解を深めたり、考えるという事に意味があるのではないかなと思います。
個人的には、難しくも興味深く、面白く、もっともっと勉強しなきゃ!と感じた内容でした。


今年は、アルシャー京子さんからのご提案で、
講師のお二人によるトークセッションの時間を設けさせて頂きました。
講義とはまた違った空気感でお話が進み、お二人の講義の内容の続きから話が多岐に及んでいました。
質疑応答の時間には、次々に手が挙がりご質問頂いていました。
時間切れで質問できなかった方、申し訳ございません。
アンケートにご記入頂いた質問に関しましては、
後日、講師陣より回答頂けましたら、このブログにてQ&Aという形でUPする予定です。
(回答については、気長にお待ち頂ければ幸いです。)


当日の会場内には約30頭程の犬達が集まっていたにも関わらず、とても静かでした。
ゴミを捨てて帰る人もおらず、トラブルもなく滞りなくスムーズに終えることが出来ました
講師のお二人の各持ち時間が45分だったこともあり、
資料を随分削ってもらったものの、時間が足りず話が及ばない内容もかなりあったそうです。
また来年も、お二人をお招きして開催できるようでしたら、
今回時間が足りずに話が及ばなかった所も含めて、お話し頂ければと思っています。
アンケート結果を拝見して、「遺伝」というテーマついて、興味を持って下さり
ためになった。もっと知りたい。と感じて下さった方が、
昨年より増えたような印象も受けました。
遺伝ついては犬と暮らしている以上、誰もが無視できないテーマなのだと感じましたが、
遺伝について知った所で・・・と、思う人が大半なのが、現状だと思います。


昨年も今年も、犬同伴可(参加条件有り)で開催していますが、
完全に人の座学だけの場に、犬同伴可で参加できるというスタイルは、
なかなか、お目にかかれない光景ではないかと思ってます。
館内写真撮影禁止の為、その光景がお見せできないことが残念ではありますが、
参加条件を満たして、お利口に参加してくれる犬達の存在は素晴らしく、
後ろの席から講義を聞きつつその光景に、地味に感動していました。
中型・大型犬と一緒に参加してくださる方が多かったですが、
横浜市動物愛護センターの視聴覚室の空間が広いということもあり、
スペースに余裕がある点が、犬同伴可とできる理由の一つです。
(スライドの見えやすさの関係で、若干詰めて座席をセッティングせざるを得ないのですが・・・)
また、数頭ですが体にハンデを背負っている犬達も会場に来てくれていました。
その姿を見て、改めて考えさせられるものがありました。


セミナーが終わって帰る道すがら、今日の内容の感想とか会場で感じた事などを、
一緒に帰った方と話しながら帰りましたが、話が尽きませんでした。
きっと皆さんの中にも、今回のセミナーで思った事や感じたことを話したり、
考えたりしながら、帰られた方がいるのではないでしょうか。
こういった話題が 周囲の人との間に少しでも上がれば良いと思いますし、
知ったことで何か考えざるを得ないような、
とても余韻が残る内容のセミナーだったように思います。

セミナー後にご記入頂きましたアンケートを踏まえて、
(終了後、アンケート記入時間が足りなかった方もいらっしゃったようで、申し訳ございません。)
今後開催するセミナー等の活動が、より充実したものになるように活用させて頂く所存です。

セミナーに参加するために遠路はるばるお越し頂いた方、
朝早くからお待ち頂いた方、2年連続でご参加頂いた方、
チャリティーグッズをご購入頂いた方、寄付物資をお持ち頂いた方、
ボランティアアンケートに協力可と記載頂けた方、
お家に帰ってからブログ等にセミナーの感想をUPしてくださった方、
ありがとうございました。

今の所、年に一度の活動ペースではありますが、
サポートメンバーの皆様には、今後開催予定のイベント(セミナー)について、
詳細が決まり次第、メールにてご連絡させて頂く所存です。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。



↑ 記念撮影後、講師お二人の横にちゃっかり満面の笑みで映り込む、家族募集中のサラちゃん(仮名)。
  私の予想に反して楽しかったようです。サラちゃんに興味のある方はコチラのNo,379をご覧下さい。